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サンシャインレッドのタルト

Museum café Sweets lab 葡萄屋 kofu

サンシャインレッドの畑で感じた華やかな一皿。

サンシャインレッドに初めて出会ってどんな印象でしたか?と金子シェフにおたずねすると

『こんなに華やかな香りのするブドウに出会ったのは初めてで、ブドウ畑の香りでなく、ベリーやバラ系の花のような香りにびっくりしました。シャインマスカットとサニードルチェをかけあわせたブドウなのに、その香りは親からは想像できないものでした。』と興奮ぎみにお話しされ『パティシエはその時の畑の香りを、どれだけ表現できるかだと思うんです。 あの時の香りのインパクトの印象が強く、その場で感じた香りと、収穫して1~2日後の香りが全然違ったんです。そこを表現できるのが、産地でものづくりしている人の特権です。食べていただくとその違いがわかると思います。』とのことでいただきました。

見た目もかわいらしく、カットされたサンシャインレッドが宝石のようにちりばめられ、サンシャインレッドカラーの華やかなチョコとサンシャインレッドに合わせた特製のクレーム・パティシエールをまとい、一口食べると、華やかでありながら、ふんわりやさしいハーモニーを奏でており、まさにサンシャインレッドの畑で体験した、あのシーンが蘇る一皿に。


※サンシャインレッドとは?

山梨県が誇る注目の新品種‼

「シャインマスカットの優れた特性を受け継ぎつつ、皮ごと食べられる赤系品種のブドウがほしい」と生産者や市場の声に応えて、山梨県が15年かけて開発した期待の新品種!大粒で張りの良い赤い果粒は皮ごと食べられ、糖度19度程度の際立つ甘さ、そして口の中に広がる花のような香りは他のブドウとは別格の華やかさを感じます。2022年に品種登録され、2023年に商標登録され、山梨県内でのみ栽培されている希少品種です。

https://www.pref.yamanashi.jp/oishii-mirai/nochikusanbutsu/sunshinered.html#A

コーディネーター名

愛の野菜伝道師コボリ

金子博文さん

1959生まれ、愛媛県今治市大三島出身。父は東京に出て製菓卸し業を営み、その後パティスリーを開業。 その影響で高校卒業と共に麻布にある洋菓子店に勤務。その後、銀座ウエストぶどうの木、フランス修行を経てエルドールに勤務し、 フランボアジェを開業。ウエスト青山ガーデン開業に向けて再度銀座ウエストに勤務。Museum café Sweets lab 葡萄屋 kofu グランシェフを勤める。  銀座ウエスト  シェフパティシエ愛媛県温州みかんの農家の孫として果実への思い 生産者さんの思いを汲んだ取り組みを目指す。  マーマレードアワード日本大会の最終審査員  山梨県大使  

この一皿への想い

サンシャインレッドに初めて出会ったのは、果樹試験場でした。 畑に入るとベリー、フローラルをミックスした薔薇の様な香りで満たされていて、その瞬間お菓子の構成が頭に浮かびました。 サンシャインレッドそのものを食べた美味しさと違う表現 見た目、香りの変化、余韻、咀嚼した時に感じるブドウ感、そこを目指しました。 山梨の完熟桃のピューレやフランボワーズ サワークリームを使ったクレーム・パティシエールも山梨らしさに繋げるツールとして使っています。  サンシャインレッドをタルトにすることで更にその良さが伝わる構成にできたと思います。

山梨テロワールの素晴らしさ

四方の山から多彩な水系を伝って山の恵みが耕作地を潤す山梨の地形。同じ品種でも異なった味わいに仕上がる多様性 なので細かく通い詰めて行くと私達の選択肢も無限に増えて来るんです! ブドウ、桃と主要品種が軸にはなりますが、多彩な作物と文化にも出会えます。  四季を通じて様々な農作物と出会え、伝え受け継がれた恵みを調理に携わる者として、その大切さを感じながら農家さんと共に共生出来たら素晴らしいと思っております♪

Restaurent Information

●店名:Museum café Sweets lab 葡萄屋 kofu
●料理ジャンル:スイーツ
●住所:山梨県笛吹市御坂町成田1501-1山梨県立博物館内
●電話番号:080-8118-7161
●お店のホームページ:https://www.budoya-kofu.com/cafe

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